ゆたかさのタネ

ゆたかさのタネ
  • 心の知能指数 – 成功への鍵

    心の知能指数 – 成功への鍵

     生まれた時点では、お子様は「自我」というものをほとんど持っていません。つまり、自分が「誰」なのか、自分の世話をしてくれている人と自分が別の人間であるのかもわかっていません。
     お腹が空いておっぱいを欲しがる時、おっぱいを自分にとって大切な一部と認識します。自分の身体がどこで終わり、外の世界がどこから始まるのかもわかっていません。

     自我は1歳になるまでに目覚め始め、この発達が進むに従い、自身の中で湧き起こる不安感や安心感が哺乳瓶やおっぱいなど自分の外部に由来するものだと認識し始めます。

     1歳になる時期は、赤ちゃんの心の発達においてとても重要です。
     赤ちゃんとお母さん、または一番お世話をしてくれている人との間に、絆の核となるものが形成されます。この絆の質こそが、お子様が自分のまわりの世界をどう捉えるかを決定します。
     それが心地良いもので、そばに頼れる人がいて、自分やまわりの人を信頼できるのか、もしくは、疑い深く、十分な自信や信頼を得られず、自分の欲求は満たされないと考えるようになるのか……。

  •  赤ちゃんは、自分の欲求に敏感に気づいてもらい、自分が送る信号にきちんと反応してほしいと思っています。自分の感情を確認し、理解し、調節し、コントロールできるようサポートしてほしいのです。
     月齢数ヶ月の赤ちゃんの欲求に応えることは「甘やかす」ことにはなりません。

  • 気質と子育てと心の知能指数

    気質と子育てと心の知能指数

     1歳になるまでに、自分の欲求を気にかけた丁寧なお世話と、自分が送る信号にきちんと反応が得られれば、お子様は安全と安心を期待するようになり、自分の欲求を満たしてくれる人は必ずいるのだと考えるようになります。
     これは、確固とした愛情と信頼を育む上で土台となります。理解してもらうために必要となることを行う、自分にはそうする価値があり、必要ならば助けを求めたらよいのだと考えるので自信も培われます。

    赤ちゃんは、自分のことを愛し、理解し、大切に育ててくれた両親やお世話をしてくれた人の人柄を内在化し、大人になると、自分が受けたのと同じような親切や愛を他者にも与えることができるのです。
     その一方で大切なのは、お子様だけでなく私たちは皆、生まれつきの特性や気質を有していることを理解することです。こうした生まれつきの気質は、お子様の感情の表し方や反応の仕方に見て取れます。

     例えば、新しいものごとに対し強く反応し、とても興奮する赤ちゃんもいれば、落ち着いて楽しげに新しい状況を受け入れていく赤ちゃんもいます。こうした様々な特徴を持つお子様の気質は、お子様が世界をどう捉え、体験していくかに影響してきます。
     親子間には相互関係があります。落ち着いて新しい状況にすぐ順応してくれるお子様なら、親もお子様が送る信号を受け止め、何を欲しているかも理解しやすいでしょう。
     しかし、夜鳴きやぐずりやすい赤ちゃんの気持ちを理解するのは、誰にとっても難しいことです。おとなしくて扱いやすい赤ちゃんならお世話も簡単ですが、ぐずりやすく敏感な赤ちゃんなら、思うようにいかず精神的にも参ってしまうかもしれません。

     どちらのタイプであれ、子育ての質に影響してきます。ぐずって怒りっぽい赤ちゃんに反応し過ぎると、その子の過敏性を助長し、不安定な行動はさらに悪化するかもしれません。穏やかに忍耐強く対応すれば、赤ちゃんも自制することを覚え、感情の現し方をコントロールし、怒りっぽい行動もやがて落ち着くようになるでしょう。

     お子様と親御さんの気質がうまく合えば合うほど、思いやりをもってお世話ができ、お子様の欲求も満たしやすくなるでしょう。

  •  1歳になるまでに、自分の欲求を気にかけた丁寧なお世話と、自分が送る信号にきちんと反応が得られれば、お子様は安全と安心を期待するようになり、自分の欲求を満たしてくれる人は必ずいるのだと考えるようになります。
     これは、確固とした愛情と信頼を育む上で土台となります。

  • 共に成長する:親としての役割

    共に成長する:親としての役割

     赤ちゃんは、自分の欲求に敏感に気づき、自分が送る信号にきちんと反応してほしいと思っています。
    自分の感情を確認し、理解し、調節し、コントロールできるようサポートしてほしいのです。

    月齢数ヶ月の赤ちゃんの欲求に応えてあげることは「甘やかす」ことにはなりません。心の発達において、とても重要な時期です。
     欲求に応えてあげることで、感情の表し方を教えているのです。

     なだめようとする際は、お子様が自分で落ち着ける方法を教えてあげましょう。
     新しいものごとへの挑戦を促せば、お子様の才能を信じていることを伝えられるのです。
     これらすべて納得していても、夜中に泣きわめく赤ちゃんを満足させることは、口で言うよりもずっと難しいことです。

    しかし、大切なのは努力であることも忘れないでください。 日常生活においては、お子様が泣き叫び、何を欲しているか理解できない時もたくさんあるでしょう。でも、心配しないでください。
     赤ちゃんは、親が理解しようとしていることをわかっており、このこと自体に大いに価値があるのです。
     お子様の健全な発達に必要となるのは、完璧な親ではなく、理解しようとし続ける親です。
     自分が欲するものが何であるかを親が理解するのを待つ過程で、お子様は欲求不満や忍耐のレベルを上げていきます。
     親と自分は同一の存在ではなく別々の存在であるという重要なことも学びます。
     これにより、やがてくる感情的な分断も容易にできるでしょう。

     最も大切なことは、子育てというのは、喜びや幸せが何の妨げも受けずに続くことではありません。
     その過程には、欲求不満やマイナスの感情など難しい状況もあります。
     しかし、そのことに罪悪感を抱かないでください。マイナスの感情、怒り、失望、不満は、子育てにつきものです。これらの感情を認め、しっかり対峙することで、真の愛情やお子様とのつながりをもつことができ、本当の自然な感情というのは必ずしも良いものばかりではないということをお子様に示すことができます。

     お子様も自身を受け入れられるようになり、大人への成長過程で体験するさまざまな感情を表現する上で素晴らしい学びとなるでしょう。