元気さのタネ

元気さのタネ
  • お子様が運動できるようになるまで

    わたしたちは皆、大人も子どもも赤ちゃんも、微細運動能力および粗大運動能力の両方が揃うことで、運動し、身体を制御できています。
    お子様の動きに一貫性がなく、制御されていないように見えるかもしれませんが、ゆっくりと手足のコントロールを身につけていきます。

    粗大運動能力の発達には、頭、肩、腕、背中、お腹、足をコントロールする大きな筋肉群を言います。成長する過程で、赤ちゃんの粗大運動能力は自然に発達します。しかし、発達ぶりと速度は、実践や繰り返し練習によって異なってきます。
    お子様にどのような環境を用意するかで、この速度や質が変わり、適切な遊びと行為を与えることが大切な刺激となります。

  • 絶妙なバランスで進めましょう

    絶妙なバランスで進めましょう

    粗大運動能力の発達に必要な筋肉は、生後まもなくから発達し始めます。赤ちゃんが頭を起こす時に最初に使う筋肉などです。
    それから、寝返り、ハイハイ、おすわり、そして歩くことができるようになります。

    これらはすべて連携して段階的に起こります。
    例えば、頭を上げ、ハイハイをする前に、お座りができるようになることはありえません。

    首の筋肉の下方、身体の中心から外側へ、そして身体全体で協調して動くことでこうした動きは発達してゆきます。
    この繊細なまでに段階的な発達を促すのは、生来のモチベーションではあるのですが、適切な環境を用意してあげることで、この段階を促してあげられます。お子様を腹ばいにさせ、生まれつき備えた能力を練習させてあげることで、順調に発達するでしょう。

  • 粗大運動能力は、赤ちゃんの脳神経システム、筋肉が微妙なバランスを取りながら発達します。
    3歳になる頃には、お子様の粗大運動能力はすばらしい発達を見せるでしょう。
    不随意反射や完全に依存した動きから、3歳になる頃には、自主的に盛んに動くようになります。

  • 生まれつきのモチベーションと発見の喜び

    生まれつきのモチベーションと発見の喜び

    お子様は成長する中で、反射的な動きが減り、自分のいる環境における適切な感覚的刺激、実践、サポートを得て、身体をコントロールできるようになります。

    自主的な動きが始まると、お子様は頭を持ち上げ、すぐに転けながらも歩こうとするので、その姿を不憫に思うかもしれません。
    「何がそうさせているのだろう?」と不思議に思うかもしれません。

    赤ちゃんは生まれつき、発達における困難、その過程における様々な苦労を乗り越えて、できるようになりたいという願望をもっているのです。

     赤ちゃんは基本的に、筋肉や動きを何もコントロールできない状態で生まれてきます。おっばいを吸うなど赤ちゃんのすべての行為は、反射神経または手足のランダムな痙攣性の動きなのです。成長する中で、適切な感覚的刺激、実践、サポートを得て、コントロールできるようになり、メインとなっていた反射神経に代わり、自発的な動きをするようになります。
     この生来の衝動は、あたらしいものごとを学び、発見することで、継続し、強化されます。
    粗大運動能力の発達の各ステージには、新たな発見がつきものです。 お子様が最初に偶然で寝返りをした時というのは、感覚的な世界認知が文字通り真っ逆さまになるのです。新しいことを様々な視点で見て、感じることで、生まれつきの好奇心や感覚が刺激されるのです。またトライしてみたくなり、今回は偶然を待っていられないのです。自分でできるようになるまでトライするでしょう。

  • 共に成長する:親としての役割

    共に成長する:親としての役割

     お子様が新しく発見した能力を安心して実践できる安全な場を与えてあげると、お子様は次のステージにすすんでいくことができます。
     しかし、赤ちゃんの発達速度はそれぞれで異なりますので、成熟度や実践具合の影響を受けるということを覚えておいてください。

     粗大運動能力の発達においては、すべてのステージが重要ですので、次の段階へ進ませようと急かし、現ステージの発達を妨げないようご注意ください。
     行動を褒め、同じことを繰り返させることが重要です。

     お子様の粗大運動能力の発達速度と大人になってからの知的能力との間には、一切関連性がありません。
     大きな節目に気づいてあげることも大切です。
    早めに問題に気づいてあげることができ、必要であればサポートしてあげると効果的でしょう。
    また、そうすることで、非現実的な期待を抱かずにすみ、欲求不満やマイナスの感情でお子様の発達を妨げることもなくなるでしょう。